言いたいこと

Google Play Booksの読み上げはいいぞ。


ここ1,2年くらい音声読み上げを使って家事や移動の間に本を聴くことが増えた。 数式やコード片が多数出てくるような専門書・技術書の類を音のみで理解するのはきついが、それ以外の本は読み上げでも概ね問題なく頭に入る。

もともとラジオを聞く習慣があったので音声のみのメディアに抵抗がなかったのも大きい。 むしろ目で字を追うのよりもずっと負担が少ない。

本を聴く手段として主にGoogle Play Booksを利用している。

Google Play Books

Google製電子書籍サービス。任意のEPUBやPDFも突っ込めるので便利。が、ここではその読み上げ機能に注目したい。

Google Play Booksはアプリ内に読み上げ機能(Read aloud)が搭載されている。 「アプリ内に」というのはOSのアクセシビリティ機能による読み上げ(スクリーンリーダー)を使う必要がないことを指す。

もっとストレートに言えば、KindleではOSのアクセシビリティ機能を使わない限り読み上げができないということだ。 これが非常に面倒なのは一度やってみればおわかりいただけるだろう。

手軽に読み上げを開始できるのが良い。 加えてバックグラウンド再生もできるので、家事や移動の間に聞くのにも適している。

オーディオブックはどうか

オーディオブックがいつ頃からあるのか知らないが、現在ではかなりラインナップも充実しているので本を聴くときの有力な選択肢になる。 オーディオブックは機械音声ではなくプロによる朗読なので圧倒的に聞きやすい。セクション単位の再生など細かい操作もできる。

オーディオブックにはテキストはついてこないことに注意したい。 小説やエッセイなら特に困らないが、実用書に近いものであれば大体テキストも欲しくなる。 そういうときは迷わずテキストの本も買うことにしている。

Google Play Booksはオーディオブックの購入もできる。

一方AmazonはKindleとは別でAmazonオーディオブック : Audible (オーディブル)というサービスを提供している。 固定で月額1500円+毎月1冊の購入に使えるコインがつくのでそんなに高くないように感じる。 が、1500円未満のオーディオブックも多いし毎月2冊以上買う確信が持てなければ普通に単品をGoogle Play Booksで買えばいいだろう。

まとめ

なんかAmazonアンチみたいな内容になっちゃったが、個人的にはGoogle Play Booksが今のところ一番使いやすいという話でした。

余談

読み上げを利用すると誤字脱字がめちゃくちゃ分かるようになる。文章の校正作業などする人は一度聴いてみるといいかもしれない。