GoBoyをWindows環境でビルドするのにやった作業を残しておく。
MinGW
WindowsでのビルドはMinGWが必要になる。MinGWを入れる代わりにMSYS2をscoopで入れた。
scoop install msys2
以降はmsys2.cmd
でMSYS2環境内のシェルで作業する。
とりあえずアップデートをかける。
pacman -Syu
必要なパッケージをインストール。GoもMinGW64のものを使う。
pacman -Syu base-devel git mingw-w64-x86_64-toolchain mingw-w64-x86_64-go
環境変数の調整。mingw-w64-x86_64-goはデフォルトで変なGOROOTを参照しに行っちゃうので明示的に設定する。
echo 'export PATH=/mingw64/bin:$PATH' >> ~/.bashrc
echo 'export GOROOT=/mingw64/lib/go' >> ~/.bashrc
以上。あとはcloneしたGoBoyのディレクトリでgo build cmd/goboy/main.go
をすればビルドできるはず。
WSLは挫折
最初はWSL内でやろうとした。
が、libgl1-mesa-dev
とか入れてもpkg-configの管理下に追加されず「Package gl was not found」が解消できなかった。