この記事はpyspa Advent Calender 2021の19日目です。昨日は@chezouさんのバンクーバー移住の話でした。社会保障が充実していて驚きました。ご飯も美味しそうです。
さて、もともと今日はRTA in Japan Winter 2021について書こうと思っていたのですが、本日決勝戦を迎えるM-1グランプリ2021があまりにも熱すぎたのでRTAとお笑い両方のトピックをカバーできる真空ジェシカについて書きます。
RiJについては、各自カレンダーに https://horaro.org/rtaij/rtaijw2021.ical をぶち込んで睡眠時間を削りながら全走気合で視聴してください。
M-1グランプリ2021の何がそんなに熱いのか
今年のM-1決勝進出者は地下お笑いライブファンにとっては夢のようなラインナップになっています。というか普段見ている地下ライブをそのまま持ってきたと言っても過言ではないようなメンバーです。
昨年のpyspa Advent Calenderで僕が激推ししていたランジャタイも昨年は敗者復活で最下位でしたが、決勝進出を決めています。
他にも東京のライブシーンを牽引し続けてきたモグライダーもついに決勝進出です。これは本当に熱い。
もちろん昨年からの連続決勝進出のオズワルド、錦鯉も大いに期待できます。特に仕事が増えて忙しかったであろう錦鯉が決勝進出できるほど仕上がっていることは驚異的です。まさのりさんの健康が心配です。
そんな激アツメンバーの中、特に注目していただきたいのは真空ジェシカです。
真空ジェシカとは何者か
真空ジェシカはプロダクション人力舎所属、芸歴10年目の漫才コンビです。決勝進出者の中ではオズワルドと同期であり、今年のキングオブコント優勝の空気階段とも同期にあたります。 真空ジェシカ、オズワルド、空気階段はいずれもTBSラジオで行われているマイナビラフターナイトを制している実力派です。
しかしながら、真空ジェシカの芸風は明らかにオズワルドや空気階段とは異なるトリッキーなもので、非常に好みが分かれる笑いを武器にしています。
ボケの川北は慶応大学を卒業している高学歴芸人でもありますが、その実態はインターネット大好きでぷよぷよがやたら強いオタクです。 ツッコミのガクもしっかり変人で、成人向け漫画雑誌『COMIC快楽天』でコラムを連載するほどの成人向け漫画大好きマンです。超乳が好きだそうです。
そういったバックグラウンドを生かしたネタが多いのも好みの分かれる一因ですが、逆に言えば同世代の同じような人間には非常に刺さるネタが多いとも言えます。というか僕には刺さりまくってます。
真空ジェシカとRTA
彼らはRTAについても理解が深く、単独ライブRTA Any%(バグ有り)の走者でもあります。
RTAでありがちなバグ技をうまくネタとして表現しているのですが、この笑いを理解できるのはRTAをそれなりに見たことがある人だけでしょう。
彼らのラジオ番組真空ジェシカのラジオ父ちゃんではRTAを日常に取り込んで日々の生活の中での様々な行動でタイムアタックをしていく「日常RTA」というコーナーもあり、おすすめです。
最後に
とりとめなく真空ジェシカについて書きましたが、M-1優勝とかは一旦置いておいて、とにかく爪跡を残してほしいと願っています。上沼さんにドン引きされてるところをみんなで見ましょう。
明日はotiai10さんです。
まーごめ。