仕事においてひさびさに主としてコードを書くポジションにいるので改めて感じたことを残しておく、要するにポエム。

ここ1, 2年、集中してコードを書くような時間は1日のうち多くて3時間くらいだった。 それが今はコンスタントに5時間くらいはとれている。1

時間的には1.5倍とかそんな感じだが、実際の生産量は3~4倍くらいに感じてる。 感じてるだけなので定量的にはあやしいものの、このこと自体が結構モチベーションになったり達成感になったりしてる。

「自分ならこれくらいやれるはず」みたいなイメージと実績の乖離が減ったことでそう感じるようになったのかな、と自己分析してる。

こう書くと至極当たり前の話に聞こえるし、実際ほぼそうなのだが、細切れの時間で頻繁にコンテキストスイッチすることの非効率さを改めて感じた。

ぼくは基本戦術としてポモドーロテクニックをゆるく使っているのだが、「ポモドーロx2」と「ポモドーロ ミーティング ポモドーロ」だけでも体感1.5倍くらい生産性が違うように感じる。

大体1ポモドーロでひとまとまりの実装ができ、もろもろ整理したり手動テストしたりするのでもう1ポモドーロ使う、みたいなケースが多い。 後者のポモドーロ開始時にコンテキストが失われていると直前のポモドーロの実装内容をまた読み解くことになるので0.5ポモドーロのロスがでる、みたいな。その積み重ねが結構な差を生んでいるっぽい。

まとまった時間の確保戦略

とはいえ、まとまった時間を取ることに固執しすぎてレビューや相談に応じられずチームとしての生産性が下がっては意味がない。 その対応策として明示的に作業時間をカレンダーにいれて予定をブロックしていたが、ブロックの仕方が悪く、やたらミーティングが連続して疲れたりしたのでやめた。

今は「ミーティング・相談Welcome枠」という予約枠を設けて誘導するようにしているが、Googleカレンダーの予約枠機能の認知度が低い感じもしていて効果があるのかイマイチわからない。 とりあえずこれで様子を見てみてる。


  1. 何か工夫したとかではなくて外的な要因でそうなった。 ↩︎